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翠渓会四国支部・遠征釣行【西日本圏本部四国遠征・高知本陣】2

翠渓会四国支部・遠征釣行【西日本圏本部四国遠征・高知本陣】2 1

翠渓会四国支部・遠征釣行【西日本圏本部四国遠征・高知本陣】2



『四国三郎の源流の森・吉野川水源紀行』
「吉野源流の谿々」



今回は、手箱谷、伊留谷、白猪谷に入渓した。白猪谷は林道が延びた。たぶん、白猪谷渓谷というより、吉野川の源流モニュメント目当ての人の為の配慮だろう。四万十川源流点(今回も行く)のようにしたいのだろう。白猪谷林道へは、先出の長い林道を進み、寺川神社の分岐を右に曲がり、一旦高巻くように、林道をあがり、「吉野川源流」の表札を頼りに行くと、キャンプ場への道を左に分け、ダートに入ると5分位で、真新しい源流橋に出る。5.6台の簡易トイレ付き駐車場があるが、利用者は少ない。少ない理由は四万十川源流点が25分で行けるのに、吉野川源流「モニュメント」へは1時間30分の山道を行かねばならないからだろう。女性や高齢者にはきつい登りだ。吉野川源流はこれとは別に、瓶ケ森直下にも源流碑がある。(写真)こちらは瓶ケ森から車で3分。吉野川も四万十源流点と同じく有名になってほしい。ライダーが来たが、「吉野川源流モニュメントまで90分」の表札に、バイクを降りることもなく、写真だけ取って帰ってしまった。さて白猪谷は渓相は平凡だが、深淵や水流で抉れた岩盤など変化は多い。アメゴは小型が多く、20センチぎりぎりの放流サイズばかり。そして…、イワナを釣ってしまった。20センチだが、腹が黄色いニッコウイワナだ。伊豆で釣れるイワナに似ているなと思った。もちろん放流物だ。四国の渓流釣りをするなら、イワナの生息状況も確認しておいた方がよい。アメゴが目的の場合、釣れるだけ外道扱いだ。


白猪谷で釣れたイワナ。以前はいなかったが四国も岩魚の渓流が増えたようだ。渓魚が増えるのは良いが、アメゴとの共存はできるのか? 心配だ。




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