日本渓流JP翠渓会日本渓流会JP翠渓会・西日本圏基幹G京都本部PRODUCED&EDITOR【嵐翠】【春翠】

翠渓会九州支部・遠征釣行【西日本圏本部九州遠征・都城本陣】1

翠渓会九州支部・遠征釣行【西日本圏本部九州遠征・都城本陣】1 1

翠渓会九州支部・遠征釣行【西日本圏本部九州遠征・都城本陣】1


『日向南部の渓流、大淀川水系』

「照葉大吊橋と蔵元のある綾城下町の渓流・本庄川水系、綾北川、綾南川」



日向国の渓流群は豊富だ。翠渓会では日向を北、中、南と分けて考えているが、いづれも九州山地に属する山並みを水源とする渓流になる。まず北部は尾鈴山系を南端とした、北川水系、五が瀬川水系、耳川水系、五十鈴川水系などが中心でエノハ(ヤマメ)の渓流や一部アマゴの渓もある。北川は北川ダム上は大分県下だが、河川流域別、地域別を基本に考えているので、宮崎県下の北川水系に統一している。祝子川も五が瀬川支流だが、北川水系の項で取り扱う。五が瀬川は高千穂を中心に、耳川は椎葉村を中心に釣る。小丸川、一ツ瀬川水系は日向中部で南部は大淀川水系になる。本庄川水系は大淀川の最大支流だが、独立河川の扱いで中部に編入して釣行する。
本庄川(綾南川)は大淀川の第二支流岩瀬川源流の浜の瀬川と接する白髪山系の一峰を源とし、綾町で、綾北川をあわせ宮崎市郊外で大淀川に注いでいる一級河川だ。100Kを超える流程の大淀川は日向南部きっての大渓流だ。その最大支流本庄川も綾の町並みをすぎ南俣あたりから既に山間が迫り渓流の形態を整えている。照葉大吊橋の派手な観光施設を過ぎると県道沿いに更に谿が迫る。標高としてはまだ低いが、多古羅川や切下谷などの支流群が有るため釣り場としての末端だろう。綾南ダムの影響があるので、やはりダム上の旧須木村管内に入ってからが本命だが集落内は谷が上昇、落差は少ない流れだ。この須木村へは小林市の中心部から最短の265号で入れるので、玄関口としては小林市側になる。県道沿いに比較的平凡な流れが続き、堂屋敷の最終集落まであがってしまうと水量も少なく源流の河ノ口谷と崩谷を残し本流の釣り場も終わる。この間はやはり支流群に目がいくが、袋谷川や九瀬川にしても道路沿いでやや平凡。荒谷や古手谷、長谷などの小支流が対象になる。川虫がいいかと思ったがアタリは少なく、やはり夏期は朝、夕がメインで増水後がよい。テンカラもダメだった。須木村は古い集落で、現在は合併で小林市となったがまだ静かな山村風景が残る。今回は釣行しなかったが、支流の綾北川は奥が深く目立った施設は無いが釣り場としては有望だ。支流も含めるとかなり日程が必要だ。

■すきむらんど温泉かじかの湯
■須木村商工会
■湖畔荘
■勝美館
■小野湖・綾南ダム
■ままこ滝

Counter